部屋をバーチャルステージングするのに必要なのは、空室のよい写真1枚、AIステージングツール、そして10分ほどのチェックです。家具を入れるのはツールの仕事。あなたの仕事は、買い手に合うスタイルを選び、ステージングを嘘っぽく見せるミスを見つけることです。うまくやれば、レンタル家具なら1部屋あたり月€300〜€900かかるところを、ステージング写真は数ユーロで済みます。
始める前に:写真
ステージングの出来は、その下にある写真の出来を超えません。
- 高さ約1.2〜1.5 mから、メインの壁に正面から、横向きで撮ります。角からのショットは広く見えますが、AIが家具のスケールを正しく合わせにくくなります。
- 日光に加えて照明をすべてつける。 暗い部屋からは、暗く濁った家具が返ってきます。
- 空室は本当に空に。 段ボール、脚立、ケーブルは片付けます。残ったものはシーンの一部になるか、もっと悪いと半分だけ置き換えられます。
- シャープに、水平に。 縦の線は垂直に。傾いた写真では、どのソファも滑り落ちていくように見えます。
詳しいチェックリストはAIで模様替えするための部屋の写真の撮り方に、そもそもどの部屋を撮る価値があるかは物件写真の撮り方にまとめています。
Homieでの手順
- バーチャルステージングを開き、空室の写真をアップロードします。
- 自分ではなく買い手のためにスタイルを選ぶ。 ほとんどのマンションには北欧やモダンなニュートラル、ファミリー向けの一戸建てには温かみのあるトランジショナル。軽やかなジャパンディは低く簡素にまとまるので、狭い部屋に合います。
- 用途があいまいな部屋には、役割を1行添える。 「ホームオフィス」「子ども部屋」「6人用のダイニング」など。用途のわからない部屋こそ、買い手が暮らしを想像できない部屋です。
- 2〜3案生成し、サムネイルではなく原寸で見比べます。
- 下のリストで結果を確認し、物件サイトが大きな画像を表示するなら、選んだ1枚をアップスケーラーで高解像度化します。効果がある場面は部屋のデザイン画像を高解像度化する方法で解説しています。
信頼感を保つチェックリスト
| チェック項目 | よくある失敗 | 対処 |
|---|---|---|
| スケール | 壁に対してソファが小さすぎる、ドアを通らないベッド | 生成し直す。部屋の種類と広さを書き添える |
| 建物の構造 | 窓、ラジエーター、ドアが動いている・隠れている | 絶対に使わない。物件を偽って伝えることになる |
| 床 | ラグが傷んだ床を隠している | 欠陥は隠さない。床が見える案を選ぶ |
| 光 | 日中の写真でランプが光っている、影が2方向にある | 光の向きがそろった案を選ぶ |
| 小物 | 小物が多すぎる | 物が少ないほど広く見える |
すべての根底にあるルール:ステージングは実際にはない家具を見せてもかまいませんが、買い手が実際に買うものを変えてはいけません。
家具がある部屋、古びた部屋、散らかった部屋
写真に入れたくない家具があるなら、先に部屋を空にしましょう。オブジェクト削除に写真をかけて古い家具を消し、空になった版をステージングします。何がきれいに消えるかは写真から不要なものを消す方法を参照してください。家具はあるけれど古びているだけの部屋なら、ステージングよりRoom Redesignでの全面的なスタイル変更のほうが合うことがよくあります。
表記
ステージングした画像にはすべてラベルを付けましょう。Homieはステージング動画に小さな「Virtually staged(バーチャルステージング)」のバッジを焼き込みますが、広告文にも「バーチャルステージング」と書くべきです。多くのポータルサイトやMLSでは必須とされています。元の空室の写真もステージング版と並べて載せましょう。詳細と、買い手がステージングは気にしないのに隠された欠陥は気にする理由は、不動産のバーチャルステージング実践ガイドにあります。
費用と、ステージングすべき部屋
AIステージングツールは1枚あたり約€10〜€50、手作業で合成する業者は€75〜€150です。実際の家具を使うステージングとの詳しい比較はバーチャルステージングの実際の費用にあります。まずはリビング、主寝室、ダイニングキッチンを。物件広告を引っ張るのはこれらの部屋です。空のままだと用途がわからない部屋も対象にしましょう。いちばん効果が大きいのは狭い部屋で、広く見せる家具のサイズは狭い部屋を広く見せるステージングの方法にまとめています。
動画にする
空の部屋が家具で満たされていく映像は、物件紹介でもっとも効果的なクリップです。Homie Proなら、ステージングした写真はどれも16:9と9:16のリビール動画になります。手順は部屋のビフォーアフター動画をAIで作る方法で解説しています。