6 m²未満のベランダがおしゃれにまとまるのは、置くものすべてが折りたためるか、吊るせるか、風で動かない重さがあるときです。以下のレイアウトは2・4・6 m²の広さ別に分けています。2 m²のベランダに入る配置は1通り、6 m²なら3通りあり、同じ買い物リストでは両方で失敗するからです。
まず測りましょう。幅、奥行き、手すりの高さ、そしてドアの開き幅。多くの集合住宅ではドアが外開きで、奥行きのうち70〜80 cmを食います。狭いベランダの多くがモップ置き場になってしまうのはそのためです。引っ越すなら部屋と同じ日にベランダも測りましょう。新居への引っ越しチェックリストに項目があります。ベランダの家具は、最初に買い間違えるものだからです。
広さ別のレイアウト
2 m²(約1 × 2 m)。 レイアウトは1つ。手すり掛けの折りたたみテーブル(€30〜€70)、フックに掛けられる折りたたみチェア2脚、植物は手すりだけに。ドアが開くよう床は空けておき、床に置くのはマットだけです。
4 m²(約1.3 × 3 m)。 レイアウトは2つ。短い壁に60 cmのビストロセットを置き、手すり沿いに細いプランターを並べるか、長い壁に座面が開く収納付きの120 cmのベンチと40 cmのサイドテーブルを置くか。ベンチ案なら3人座れてクッションも隠せるので、たいていの家ではこちらを選びます。
6 m²(約1.5 × 4 m)。 3つのゾーンがつくれます。くつろぐ場所(2人掛けのラブソファか椅子2脚、1.5 m²)、食事の場所(70 cmのテーブルと椅子2脚、1.5 m²)、緑の場所(縦型プランターか鉢の列、1 m²)。残りの2 m²が通路です。ラブソファより大きいものを置くと、ベランダが家具のショールームのようになります。
どの広さでも、ドア側の壁沿いには60 cmの空きを残しましょう。ドアをふさぐ家具は毎日動かされ、1週間で散らかって見えます。
床材:1 m²あたり€20〜€45
ほぼすべての賃貸と多くの持ち家で、答えはジョイント式のデッキタイルです。
- 人工木(WPC)タイル: 1 m²あたり€25〜€45。腐らず、銀色に変色せず、ささくれません。重いので風にも強い。
- アカシアやチークのタイル: 1 m²あたり€20〜€40。1年目は見た目が良いものの、オイルを塗らなければ2年目には銀灰色になります。経年変化が好きなら問題ありません。
- 屋外用ラグ: 120 × 180 cmで€30〜€90。ポリプロピレン製に限ります。家具で押さえないと凧になります。
タイルは周囲に1 cmのすき間を残して置くだけにし、床に固定しないこと。既存の床面が防水層なので、そこに穴を開けたり接着したりすると敷金が飛びます。人工芝はやめましょう。水を含み、8月には臭い、裏のゴムがコンクリートとの間に汚れを閉じ込めます。
目隠し:効くもの、飛ばされるもの
狭いベランダの目隠しは、実は風の問題です。視線を遮るものは風も遮り、その力は手すりにかかります。
- ベランダ用目隠しネット(HDPEメッシュ、遮光率75〜90%): 1 mあたり€15〜€40。クリップではなく結束バンドで20 cmごとに手すりに留めます。通気性があるので風にも耐え、効果もあります。ただ、たいていの色は見栄えが悪いので、ダークグレーか手すりと同じ色を。
- よしずや竹のロールフェンス: 1 mあたり€10〜€25。1シーズンは見栄えが良いものの、2シーズン目にはボロボロになり、帆のように風を受けます。
- グラスや竹を植えた背の高いプランター: 1台€60〜€150。本当の目隠しになりますが、1.2 mのプランターが突風で倒れないには25 kgの土が必要です。
- 自立式のトレリスや格子スクリーン: 手すりに2か所以上で結べる場合のみ。固定しなければ、真っ先に下へ落ちます。
3〜5 m先に隣の建物があるベランダなら、目隠しは床から1.2 mの高さで通常十分です。手すりの高さいっぱいにすると、座ったときのプライバシーはあまり増えず、光だけが減ります。通りから見ると目隠しは建物の外観の一部なので、手すりと同じ色かそれより濃い色を選び、白は避けましょう。
植物:見た目ではなく、日当たりで選ぶ
ベランダの向きが植物のリストを決め、植物のリストが€80を一度で済ませるか毎春使うかを決めます。
- 南・西向き、日なたで風が強い: ラベンダー、ローズマリー、セダム、オーナメンタルグラス、重い鉢に植えたオリーブ。素焼き鉢は7月には毎日乾くので、釉薬付きかプラスチックの内鉢付きを。
- 北・東向き、日陰で湿気が多い: シダ、ギボウシ、アイビー、大鉢のアジサイ。日なたではすねてしまい、日なた向きの植物が枯れる場所で元気に育ちます。
- どの向きでも: 手すり掛けプランターのハーブ(60 cmのもので€20〜€40)は、どんな観賞植物よりも多くの家で活躍します。
高層階ではハンギングバスケットはやめましょう。数時間で乾き、揺れて壁にぶつかります。幅に合った耐荷重のブラケット付き手すりプランターを使い、下の階がぬれないようすべての鉢に受け皿を。2 m²のベランダなら鉢は多くて4〜6個、6 m²なら10〜12個です。
植える密度は、園芸店よりリデザイン画像のほうが判断しやすいものです。ドアからベランダを撮影し、HomieのExterior Redesignにかければ、植物名付きの植栽案を見られます。そのうえで、ほしいものリストではなく、その数に合わせて鉢を買いましょう。
照明:€25〜€120、配線なし
室内では光源3つが基本ですが、屋外なら2つで十分です。
- ソーラーか電池式のストリングライト、5〜10 m、€20〜€50。風であおられる頭上に垂らすのではなく、手すりに編み込みます。電球色(2700 K)のみ。
- 充電式のランタンかテーブルランプを1つ、€25〜€70、IP44以上。実際にそばに座るのはこの明かりです。
配線する照明には屋外用コンセントが必要で、賃貸ではたいてい大家さんに断られます。北向きのベランダではソーラーはほとんど充電されないので、USBモバイルバッテリー式の電池タイプに。キャンドルは最初の晩はいいものの、その後は問題になります。
賃貸でも安心:大家さんが文句を言えないもの
敷金が戻るベランダとは、90分でコンクリートむき出しの状態に戻せるベランダです。
- 置くだけのデッキタイル、接着剤なし。
- ブラケット付きの手すりプランター、穴あけフックなし。
- 結束バンドで留めた目隠しネット。
- 折りたためるか吊るせる家具。
- 電池式の照明、配線なし。
契約書で重量制限と目隠しのルールを確認しましょう。多くの建物は通りから見えるものを制限しており、ベランダの積載荷重を1 m²あたり約250 kgに制限しているところもあります。ぬれた土を満杯に入れた大型プランターは40〜50 kgあるので、2 m²のベランダに6つ置くのは植物ではなく構造の問題です。部屋の中の元に戻せるアップグレードは賃貸でできる部屋のアップグレードで解説しています。
風雨で壊れるもの
壊れるのが早い順に、おおよそ:
- パラソル。 3階以上で1.8 mを超える吊り下げ式や中心支柱のパラソルは、設備ではなくリスクです。手すりに結べる1.2〜1.5 mのクランプ式だけが長持ちします。
- 軽いラタンやアルミの椅子。 4 kg未満だとベランダを歩き回り、最後には越えていきます。折りたたみのスチールチェアは重く、重ねられます。
- 出しっぱなしのクッション。 一度の雨で終わりです。収納ベンチかふた付きボックス(€40〜€90)を。
- キャスター付きのもの。 車輪付きのワゴンやプランターは、突風の中では動く物体です。
- 安いストリングライト。 IP等級のないものは1シーズンで壊れ、最初の雨の夜に漏電ブレーカーを落とします。
- 素焼きのテラコッタ。 最初の霜で割れます。
パターンはずっと同じです。重く、低く、固定され、風を通すものは残り、軽く、高く、固定されず、風を通さないものは残りません。
かかる費用
| ベランダ | 費用 | 時間 |
|---|---|---|
| 2 m² — タイル、折りたたみテーブル、折りたたみチェア2脚、鉢4つ、ストリングライト | €180〜€400 | 半日 |
| 4 m² — タイル、収納ベンチ、サイドテーブル、目隠し、鉢6つ、照明2つ | €350〜€800 | 1日 |
| 6 m² — タイル、ラブソファ、ビストロセット、目隠し、鉢10個、照明2つ | €600〜€1,400 | 週末1回 |
どの合計でも、タイルと座る家具が3分の2を占めます。予算が厳しければ、タイル、座る家具、植物、照明の順に。ドアから見て気づく順番です。同じ「効果の大きい順」の考え方が室内向けの低予算の部屋の模様替えガイドの軸になっていますが、その通りに進めていちばん早く報われるのがベランダです。