狭いリビングのレイアウトの基本は、ソファをいちばん長い壁に置き、ドアから窓まで90 cmの通路を1本確保し、部屋のフォーカルポイントをちょうど1つにすることです。このガイドのほかの内容はすべて、この3つの動きを、あなたの部屋の形に合わせてアレンジしたものです。
まず次の4つを測る
ソファの位置を決める前に、次のことを書き出しましょう。
- 部屋の寸法を5 cm単位で。壁のくぼみも含めます。
- ドアの開閉範囲。 内開きのドアは、90 × 90 cmの扇形のスペースを占め、そこには家具を置けません。
- 窓台の高さ。 75 cm未満ならソファの背がガラスの前にかかり、90 cmを超えれば窓下の壁に低いコンソールを置けます。
- コンセントとテレビ端子の位置。 通路をまたいでコードを這わせるのが、狭い部屋が散らかっていく原因です。
部屋の模様替えのコツも同じリストから始まります。無駄にできる床が少ない部屋では、なおさら重要です。
狭いリビングのレイアウトを決める通路寸法
ほとんどの家で、レイアウトが窮屈に感じる原因は部屋の広さではなく、次の数字です。
- 主な通路: 90 cm。最低でも75 cm。ドアから、人がいちばんよく行く場所——ソファ、ベランダ、キッチン——への動線です。
- ソファとセンターテーブルの間: 40〜45 cm。
- ソファとテレビの距離: 画面の対角線の1.5〜2.5倍。55インチ(140 cm)の画面なら210〜350 cmで、これは多くの狭い部屋の奥行きとちょうど同じです。だからソファとテレビは長い壁ではなく、短い壁に置きます。
- 向かい合う座席の間: 会話しやすいのは90〜120 cm。それ以上は空けません。
- 引いたダイニングチェアの後ろ: リビングがダイニングを兼ねるなら75 cm。
何か買う前に、これらをマスキングテープで床に描いておきましょう。15分で済みます。
細長い部屋(幅3 m未満、長さ5 m以上)
よくある失敗は、両側の長い壁に家具を並べて廊下のようにしてしまうことです。代わりに、長さを2つのゾーンに分け、ソファを部屋に沿わせるのではなく、横切るように置きます。
- ソファを長い壁に対して直角に、部屋の3分の2ほど奥の位置に、窓側を向けて置きます。ソファが低い壁の役目を果たします。その後ろに奥行き30 cmのコンソールとランプを置いて、2つ目のゾーン——デスク、読書用の椅子、2人用の小さなダイニングテーブル——を区切ります。
- テレビは窓側の短い壁に。窓が中心からずれている場合です。そうでなければ、ソファの肘掛け側の向かいの長い壁に置きます。廊下のような部屋には良いテレビ壁がめったにないので、壁掛け金具で薄型テレビを画面中心100〜110 cmの高さに取り付けるのが解決策です。
- ゾーンごとにラグを1枚、それぞれ160 × 230 cm以上で、ソファの前脚がラグに乗るようにします。ラグ2枚は2つの部屋に見え、長いランナー1枚は廊下に見えます。
- 減らすもの: 2台目のソファ。180〜200 cmのソファに45°の角度をつけたアームチェア1脚で4人座れ、床も見えます。
廊下のような部屋の奥は暗くなるので、ゾーンごとのフロアランプは必須です。
正方形の部屋(3 × 3 m〜4 × 4 m)
正方形の部屋には自然な軸がないので、自分でつくります。ドアの向かいの壁をフォーカルウォールに決め、舞台の正面のように扱いましょう。
- ソファはドアの向かいではなく、ドアの左右どちらかの壁に置きます。部屋に入ったときに最初に目に入るのが、ソファの背ではなくフォーカルウォール(暖炉、窓、またはアクセントクロスを施した壁)になるようにします。
- コーナーソファは3.6 m以上の部屋だけ。 3 × 3 mの部屋では、コーナーソファが床の40%を飲み込みます。190 cmのソファと70 cmのアームチェアでも同じ人数が座れます。
- 丸いセンターテーブル、直径70〜80 cm。正方形の部屋に四角いテーブルだとマス目のように感じますが、丸いテーブルなら部屋を斜めに抜ける動線ができます。
- 減らすもの: サイドボード。正方形の部屋には余った壁がめったにありません。代わりに奥行き30 cmの壁付けシェルフを90 cmの高さに付けましょう。多くの人がサイドボードに求めている役目は、実はこれです。
LDKの一角(広い空間の中のリビングゾーン)
この場合、リビングにある壁はせいぜい1〜2面で、レイアウトの役目はゾーンに輪郭を与えることです。その輪郭になるのがソファです。
- ソファはキッチンやダイニング側に背を向けて、壁から離して置きます。最寄りのワークトップやテーブルの縁から90 cm離します。200 cmのソファに奥行き40 cmのコンソールを背中合わせにすれば、光も会話も通す240 cmの「壁」になります。
- ラグを間取り図に。 ソファの4本の脚がすべて乗る200 × 300 cmのラグは、大家さんの許可がいらないゾーン分けの道具として最強です。賃貸DIYと原状回復のアイデアに必ず登場するのはこのためです。
- 照明は専用の回路かコンセントに。 リビングゾーンの照明がキッチンの照明と一緒に点くなら、夜にはそのゾーンは存在しないのと同じです。スマートプラグにランプを2台つなげば、€40未満で解決します。
- 減らすもの: テレビボード。唯一の本物の壁にテレビを掛けるか、奥行き40 cmのスリムなメディアベンチにすれば、一角が家具のショールームになるのを防げます。
1つの部屋で3つの役目をこなす空間なら、ワンルームのレイアウトのゾーン分けの考え方が、ベッド、デスク、ソファが同じ床を分け合うケースをさらに詳しく扱っています。
減らす順番
このリストを上から順に進め、通路が確保できたらそこで止めましょう。
- 2つ目の小さなテーブル。 サイドテーブル、ネストテーブル、プラントスタンド。残すのは1つだけ。
- 幅40 cm未満の床置き収納。 入る量は少ないのに、ふさぐ場所は多い。壁付けシェルフ1枚に替えましょう。
- 誰も座らないアームチェア。 コート掛けになっているなら、それはもうコート掛けです。
- 小さなラグ。 160 × 230 cm未満のものは、ソファがバスマットの上に立っているように見せます。
- 窓台で止まるカーテン。 天井から10〜15 cm下に吊るした床までの丈のカーテンは、1組€60〜€150で視覚的な高さを加えてくれます。
何かを粗大ごみに出す前に、部屋の写真を撮ってHomieのオブジェクト削除で、その家具がない状態のレイアウトを確認しましょう。椅子を3階分運び下ろしてから、やっぱり必要だったと気づくより、ずっと早く済みます。
ソファのサイズ:幅より肘掛けが重要
カタログ上の幅よりも、細い肘掛けと見える脚のほうが重要です。肘掛け8 cmの200 cmのソファなら3人座れますが、肘掛け25 cmの200 cmのソファは2人しか座れないうえに、大きく見えます。目安は180〜210 cm、肘掛け15 cm未満、下が見える脚。ソファが唯一の買い物なら、総予算のどれだけをソファに回すかを先に決めましょう。狭い部屋では、たいてい半分です。
実例
3.2 × 4.6 mのリビング。一方の短い壁に窓、もう一方の角にドア。240 cmのコーナーソファが長い壁に沿って置かれ、向かいにテレビがあり、通路は60 cmしか残っていませんでした。
コーナーソファは処分。195 cmのソファを、ドアに近い側の長い壁に、ドアの開閉範囲を避けて角から40 cm離して置きます。テレビは反対側の長い壁に、画面中心105 cmの高さで壁掛けにし、ソファから260 cm。50インチの画面にちょうどいい距離です。90 × 50 cmのセンターテーブルは、160 × 230 cmのラグの上、ソファから42 cmの位置に。窓側には、ソファに向けて角度をつけたアームチェア1脚と、その後ろにフロアランプを置きます。ドアから窓までの通路は、端から端まで95 cmになりました。
費用は、ソファ€650、壁掛け金具€90、ラグ€180、フロアランプ€120。3人ではなく4人座れるようになり、ドアから床が見えるようになりました。レイアウトが決まったあとの色と照明についてはリビングの模様替えで、総額€300で済ませる方法は部屋の模様替えを安く済ませる方法で解説しています。